クシシュトフ・ヤブウォンスキショパンとベートーヴェンの夜Vol.1@津田ホール

今回のクシシュトフ・ヤブウォンスキのリサイタルの中で唯一ベートーヴェンが聞けるプログラム。
楽しみに行ってきました。

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<ベートーヴェン>
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13“悲愴”
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2“月光”

<ショパン>
24のプレリュードop.28

アンコール
ショパン
バラード1番
エチュード「黒鍵」
エチュード「革命」
遺作のノクターンcis-moll

今回は師匠ご夫妻が初めてヤブウォンスキのリサイタルに足を運んでくださったので師匠の反応が気になっていたんですが
ベートーヴェンがはじまったら、どうでもよくなるこの演奏。
たとえて言うなら
ヤブウォンスキにぎゅーーーっとhugしてもらった腕の中で聴いている感じ。
音が、近い。
目の前で、ピアノに触れて、振動込みで、音楽を彼からもらっているような気分になった。
とても音が近くて、幸せな音。
楽曲的には男の演奏。
もう豪胆で、でも繊細で、静かで、光って美しいピアノ。。。。
ベースとソプラノのバランスがヤブウォンスキなんだなぁと思う2曲。

休憩時間に気になって師匠を探す。
奥様とコーヒーを飲んでいらっしゃいました。
どうでしたか?とお伺いしたら
「彼がポーランド人だと知らないで聞いたとしてもポーランド人だとわかったと思う。ドイツ人のベートーヴェンと何が違うかわからないけれどドイツ人のそれとは違う。ただほかの人の演奏だったら耳についているとは思うけれど彼の演奏は彼の内かがわから湧き出てくるものだから美しかった。」そうで。

後半はプレリュード全曲。
98年録音のCDがあるのでこの10年でどう変わるか楽しみにしていたんですが
やっぱりすべてが進化していてもうファン冥利に尽きます。
そして24曲すべてで大きな1つのかたまりととらえて
一つ一つの曲をしっかり構築して演奏しているのが聞こえてくる。
大きな音の響きも素晴らしいのですが
彼の特徴はきらきら光る小さい音でのパッセージだと思うんです。
そんな彼の特徴がとてもよく際立ったいい演奏だったと思います。

そしてアンコールでバラード1番。
これ、ことしわたし3回目ですが今日が一番良かった、大胆だった、繊細だった、そんな演奏。
そして超絶技巧のエチュード2曲あっさりさらっとひいてくれちゃって(すごーーい)
そして最後はしっとりノクターン。
客電がついて思わず1「えーー!」って声の出たわたし。
となりに座っていたみやこちゃんと声がかぶって大笑い。
わたしはアンコールでオブリビオンをまち、彼女は舟歌をまっていたのね。
この2曲はまた今度。。。。

あ!っというまの2時間でした。
いつも素敵な演奏ありがとうございます。

そして演奏後
「エチュードは何の問題もない。すばらしい。いつもこの人(奥様のこと)がこれを頑張って弾いているから、何が問題なんだろう?と思っってしまった」だそうで(汗)
し、師匠、基準は奥さまにおいてくださいませ。

そしてチケット手配してくださったNadzさんありがとうございました。
でもね、わたし、ヤブウォンスキの追っかけといわれるほど追っかけていませんです、ハイ(笑)


















ディスカウの演奏以外で
「素晴らしい演奏会だった」というセリフを師匠の口から初めて聞いた。
それだけで
わたしは
満足でした。

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