小早川朗子 佐藤智孝 デュオリサイタル@仙台カワイサロンホール

今回の仙台はこのコンサートのためにやってきました。
東京で9/28におなじプログラムのコンサートをなさるのですがなんせ火曜日。
地方在住者は聞きに行くのが難しいなぁと思っていたら
佐藤氏の地元仙台でもリサイタルをしてくれるというので喜んでやってきました。
小早川さんはわたしのピアノの先生でもあるし(現在休憩中ですが)歌曲のパートナーさんでもあるし、
演奏はたくさん聞いているのですがリサイタルは初めてなんです!
その上ショパン!
似合うだろうなぁ、ってワクワク。
その上ショパンのチェロソナタ!
Jablonski氏のCDは聞いているけれどライブ演奏は初めてなのでほんとうに楽しみにして伺いました。

プログラム
オールショパン
チェロとピアノのための序奏とポロネーズ作品3
ピアノソナタ第3番 作品58
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ作品22
チェロソナタ 作品65

ピアノ 小早川朗子
チェロ 佐藤智孝

たぶん120くらい椅子が出てて、7,8割埋まっていたでしょうか?
佐藤氏のお母様がピアノの講師をなさっている関係か、ピアノの先生がたくさんお見えになっていたようです。
どうしてピアノの先生って見た目でピアノの先生ってわかるかしら?(笑)
あの人きっとそうだよな、って思っていると
「あら、先生、お久しぶりです!」
って声がするのでよくわかるのです。
面白いものですよね。

小早川さんは左足をケガされていたので(たぶんお客様にはわからない)
もう1曲目始まったら「だいじょうぶ???」と母の気分(汗)
当たり前だけど左足でふんばってピアノ弾くから心配で心配で。
でも演奏している時はアドレナリン出てるんだろな、と。
気になったのは最初の3分。
あとはそんなこと忘れて聞いてました。

チェロはものすごくよく響く、いい音。
そして佐藤氏は天才肌なんだろうなぁと思う演奏。
チェロがよく歌う音とか音域を知っていて、そこを朗々と歌い上げる弾き方でした。
それを小早川さんの学者肌の音楽が音楽という形を提示するデュオでした。
おもしろいなぁ、って思う。

2曲目はピアノのソロ。
会場係の人~チェロの譜面台と譜めくりの人の椅子だけじゃなくて
ピアノの譜面台も片付けて!
ちっちゃな小早川さんが譜面台はずして片付けて、ソロ演奏でした(汗)

彼女のソロは2曲。
ピアノソナタは時々Jablonski氏と同じ響きになる。
ああ、これ彼のレッスン受けたって言ってたよなぁ、と思いながら聞く。
音のバランスが、時々そっくりになるの。
小早川さんのピアノの音はあったかい女性らしい音だからJablonski氏のそれとは違うのですが、
響きのバランスがそっくりになるの。
でも響きのバランスだけだからしっかり小早川朗子の演奏なんですけどね。
人間の鼓動と息使いのあるソナタでした。
いつも思うのだけれど、彼女のピアノは人と手をつないだ時のぬくもりを思い出させてくれるのです。
そんなピアノソナタ。
アンスピは以前も聞いたことがあって、これは100%彼女の演奏。
演奏会後アンスピはJablonski氏のレッスン受けた?ってきいたら受けてないって。
やっぱりな、と思う。教わった先生のいいところを自分のものにできるのはすごいことだと思うのです。
1曲目より2曲目、2曲目より3曲目とだんだん曲の精度が上がっていく彼女の集中力にも驚きながら聞きました。

最後のチェロソナタもとてもきれいでした。
ショパンの歌い方、リズムの立て方がさすが!でした。
チェロの音がp(ピアノ=小さい)になると、ピアノの後ろから溶けるようにして聞こえてきて
鳥肌が立つほど美しかった。
大きめの音で溶けるより小さい音で溶けていて、だんだんチェロが際立ってくるような演奏は個人的にとても好きでした。
ピチカートもあまだれが葉っぱの上で弾むような、スーパーボールがピンと張ったティンパにの上で弾むような音でこれもまた美しく。
どうしてこの曲を駄作だと思って聞いたかなぁと反省してます。
たぶんこれ、ピアニストがショパンの色をつけるのだと思うのです。
素敵なデュオの演奏でした。

東京のチラシですが載せておきます。
画像


演奏のあったホールはこちら。
http://shop.kawai.co.jp/sendai/

欲を言えばもうちょっと大きなピアノで彼女の演奏を聴きたかったな、と思いました。

帰りの車の中でmu-taroに
「あのピアノでショパン歌うんだよ?」と言われ血の気の引くわたし。
はい、練習します。

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