東京交響楽団第70回新潟定期演奏会@りゅーとぴあコンサートホール

定期会員のお友だちが別の予定が入り行けなくなったからと、チケットを譲って下さったので行って参りました。

♪J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068
♪ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VⅡb-1
♪モーツァルト:ミサ曲 K.317「載冠ミサ」 

指揮/飯森範親
チェロ/石坂団十郎
ソプラノ/吉原圭子
メゾ・ソプラノ/富岡明子
テノール/児玉和弘
バリトン/与那城 敬

合唱/にいがた東響コーラス
合唱指揮/高橋 淳

このにいがた東響コーラスにはむかーしちょっといじめられましてね(笑)
どう変化したのかそれもしっかりきいてこようと思っていってきました。

結果半分以上毒舌モードかも。
基本、好きな人の演奏会しか行かないんで、なかなか毒はく機会はないんだけど
感想がネガディヴになるのは許してください。

まずはバッハ。
古楽器編成なので少数精鋭のはずがなにこの演奏?でした。
いつものように弦はいいんだよね。
問題は金管。
なぜ単音がにごる?それって初歩の初歩の課題じゃないの?
金管がにごるから金管と木管のハーモニーがハーモニーにならない。
たぶん弦楽器なんかもバッハは絶対勉強してきている作曲家だと思うのですが
管楽器ってバッハあんまりさわったことがないのかしらとも思える演奏。
ガヴォットの意味知ってる?ジークの意味知ってる?
そこすら疑いたくなるという。。。。
管楽器がリズム刻めないから楽曲の舞曲のリズムは全滅でした(悲)
2曲目はほぼ弦楽器だけだったので?美しかったです。

バッハからハイドンになる前に、ステージ上の変更(チェンバロよけて、椅子足して)があって
指揮者の飯森氏がちょいとお話。
今回は古典ものなのでノンビブラート奏法でおとどけします、ときた。
えっとねぇ、中途半端なピリオド奏法だなぁ、って思ってバッハを聞いていたのでちょいとびっくり。ノンビブラートになっただけでフレージング変わるか?って思ったんですがこのときのバッハ楽譜どこを使ったのかちょっと気になりました。

次のハイドンはもう絶品!
管楽器もがんばってたし、弦の美しいこと!
そしてソリストの石坂団十郎はすばらしかった!
さっきのバッハを演奏したのと同じ人たちとはとても思えない(失礼)伸びやかな演奏。
音にのびがあるんですが、古典ものなので、クリアなまま伸びる音になってて、そうそう!この音!って楽しんで聞けました。
各パートのバランスも音の響きもすばらしかったです。
石坂団十郎氏の音楽が、オーケストラの音楽より2回りくらい大きいので彼の演奏がどんどんオーケストラの音楽を引っ張って引きずり込んでいく感じでした。
音楽的レベルの違いがあるとこうなるんだよというのを見せて頂きました。
石坂氏の音楽はちょっととがったドイツ式の音楽でしたが、私は好き。
そのちょっととがったチェロの音色の存在感のあることといったら!
オケに遠慮せず、でも一緒に音楽を奏でているというスタンスが好感を持ちました。
彼の名前は覚えておきます。

そしてモーツアルト。
みんなさぁ、モーツアルトなめてません?
ぱっとぎき、いい演奏であるように聞こえるんですよ。
よくまとまってるし、バッハのように音がにごるようなこともないのね。
でも、モーツアルトじゃないし、ミサ曲でもない演奏はわたしはよしとしたくありません。
モーツアルトじゃなくてベートーヴェンとか、シューベルトあたりの、合唱つきのシンフォニーならいい演奏といえたと思うの。
でも断じてモーツアルトのミサ曲じゃないのだよ。
モーツアルトの音色じゃないのよ、まずがね。
飯森氏が今日はオール古典ものですからといった割には初期のロマン派チックな音で音楽になっていました。
そしてソリスト。偏見が入るといやなのでお名前だけで経歴は見なかったんだけど、なんでこの4人にしたのか悩みます。
下手ではないんですよ、そういう意味ではない。
みんなオペラ歌いだからオペラのアリアのように歌っちゃうの=古典のモーツアルトに聞こえない。もっと言ったら教会音楽ってなんだかわかってるよね?と思う歌声。
音の芯の作り方が古典(とくにモーツアルト)じゃないのです、4人とも。
専門外の仕事を請けるときは注意したほうがいいんじゃね?と本気で思った。
コーラスの名簿見たとき、え?わたしをいじめた人たちいなくなってる?って一瞬本気で喜んだんですが、東京のほうの名簿を見ていただけでして(汗)
結局メンバーあんまりかわっていなかった=ソプラノが弱い。
教会音楽で外声がぬきんでないというのはありえん。
それもソプラノの人数が一番多いのよ?なんで4声になったときに下に響かすの?
わたしがいたときよりテノールの進歩が著しくてここは素直に評価してあげたいと思う。
発声も音程も発音もかなりよくなっているんじゃないかと思います。
音楽がモーツアルトにならないのは指導者の力量もあるとは思うけど、みんなモーツアルトだからなめたんじゃないだろうか?と内部を見たことある私は思っちゃう。
ここのコーラス本番間際まで練習してこない人多かったんだよね(暴露)
飯森氏もね、古典勉強中とおっしゃるならもうちょっとがんばってほしかった。
だってねぇ、オルガンと弦の音楽はがんばってモーツアルトチックになるところ、あったんだもの。

作曲家の色を出すって難しいことだとはよくわかっているし
モーツアルトが難しいのもよくわかる。
でもプロだからさ(合唱だってプロのオケとやるっていう前提だからレベルはプロであってしかるべき田と思う)それくらいがんばってほしかったです。
これでハイドンがなかったら!と思うとぞっとします。

新潟のお客さんはやさしいよね、全部に同じように拍手して(わたしはハイドンしか拍手しなかった)おんなじようにブラボーかけて。
1曲目のバッハからブラボーってあり?とオーケストラに通いなれないわたしはおもってしまったりもしました。

チケット譲っていただきありがとうございました。
現在のわたしの勉強時のテーマ
「曲の完成度」についてもかなりいい勉強をさせていただきました。
あと音楽家のレベルが違うもの同士がセッションしたときの曲の仕上がり方はほんとうに面白くてこれからの課題の中に反映させていこうと思いました。

東京交響楽団は好きなの。
にいがた東響コーラスは好きじゃないの。
飯森氏はもっと勉強してね。
そんなふうに思った定期演奏会でした。

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