新潟市ジュニアオーケストラ教室 第31回演奏会@りゅーとぴあコンサートホール

新潟市のジュニアオーケストラの定期演奏会に行ってきました。

今回は初かしら?演奏会前にロビーコンサートがありました。
子供たちもステージでの演奏とは違うという認識がしっかり入っていてとてもいい企画だったと思います。
フルートアンサンブルにはフルートに小鳥が乗っていたり、
ちょっと派手な色リボンで髪を結んでいたり、ああ、お楽しみの演奏ってわかってるな、と。
ファンファーレ
フルートアンサンブル
クラリネットアンサンブル
弦楽アンサンブルと同じパートの子達が集まって演奏すると
ああ、仲良しなのねぇ、っていうのがとてもよくわかるし、ロングドレスのすそ捌きがおぼつかないのもわかってほほえましいものがありました。

そして本番。

プログラム

A合奏 指揮:藤井裕子
 ♪ウッドハウス:いなかの踊り
 ♪ウッドハウス:スローマーチ「勇敢な騎士」
 ♪P.マスカーニ(C.ウッドハウス編): 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 他

B合奏 指揮:上野正博
 ♪F.V.スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
 ♪J.ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68

アンコール 
 ♪エルガー作曲:威風堂々

A合奏は小学生から中学生がほとんどなので、ちっちゃくってかわいい。
でもしっかり練習してあるので、きちんと聞ける演奏になってました。
チューニングだけがね、時間かかって大丈夫?って思うくらいであとは不安なところのない演奏。
カヴァレリア・ルスティカーナはメロディーを大きくとらないと音楽にならないからどう演奏するのか興味がありましたが、ちゃんと理解して演奏してくれてうれしくなりました。
コンマスの男の子がいい顔で演奏していたのが印象的でした。

B合奏
スッペで、前回本気で惚れたティンパニストの女の子がスネアドラムでちょっとがっかり。
前代のコンミスは前回ファーストバイオリンの2番目の位置で弾いていたんですが、
今回はセカンドバイオリンのトップを勤めていたのが印象的でした。
走りがちになる楽曲をよく走らず演奏したなと思います。
先ほどロビーコンサートで演奏した子達が、髪のリボンは暗めの色に変え、お花の形の髪留めをしていた子は自分の座る位置から見えるように左右を付け替えて演奏してました。
何気ないけど、丁寧な印象をうけよかったです。

休憩を挟んでブラームス。
休憩中にティンパニストの女の子がティンパニーのチューニングをしていて、よし!とおもうわたし。
この曲冒頭からティンパニーがソロのように出てくるのでわくわく感が高まります。

いつも思うんだけど
いい演奏家がいい演奏をするときの顔つきってあるんだけど、
今回いい顔してる!と思ったのは
ティンパニストとコンミスと前代コンミス。
責任感と実力の違いなんだろうけど、この3人の顔つきは別格でした。
そして予想にたがわずすばらしい演奏を聞かせてくれたと思います。

ブラームス交響曲第1番。
つぶやきに書いてありますが
結果かなーり毒をはきたいブラームスでした。

いえ、子供の演奏はいいんです。
きちんと練習しただろうし持てる力の100%や120%は出し切ったのだと思う。
わたしが文句をつけたいのは指導者。
多分指導者がブラームスの音楽に対する解釈ができていないのに、子供たちを指導したのだろうというのが聞こえてしまうのでとてもとても残念でした。

ほんと毒になるので詳しくは書きませんがただ一言「もったいない」

ブラームスの音楽にするための指導をなさればあんな演奏をするオーケストラではないはず。
音を並べただけでは単に「音」で「音楽」にはなりません。
「音楽」にするためのテクニックは必要ですが、テクニックはある子供たちにブラームスの音楽にする指導ができなかった指導者の力不足が聞こえて残念でなりませんでした。
ブラームスの音にならなかったのは指導者の責任以外何者でもないと思います。

セカンドヴァイオリンに前代のコンミスを据えたのもブラームスの音楽を想定なさったんでしょうが、生かしきれていなくて残念。
指導できない曲を舞台に上げる曲に選曲するのは指導者のおごり以外感じられず残念な結果でした。

要所要所でコンミスの音しか聞こえない部分もあり彼女の実力が見えました。
相変わらずティンパニストは正確にしっかり演奏してくれて惚れ惚れするほどでした。
やっぱりもったいない。
彼女の演奏が生きるシンフォニーに仕上げてほしかったな。

アンコールは「威風堂々」
本当にこれで高校3年生が引退。
ジュニアオーケストラでは先輩を送る曲となっているそうです。
ものすごく熱く、そして駆け抜けた若い息吹のあるいい演奏でした。
ティンパニストの女の子と前代コンミスは高校3年生でこの曲を持って引退。
素敵な演奏どうもありがとうございました。
卒業してもどこかで音楽を奏でることをやめないでほしいと思います。

終演後わたしの座っていた両側、2人組みが別々に
「すごい!ティンパニーの子すごい!」と申し合わせたように話していたのがほほえましかったです。
両方ともジュニアオーケストラのOBやOGだったらしくまた舞台に立ちたい、あそこで演奏していたときはあの時間がどんなにすばらしく貴重で恵まれていたかを知らなかったら、本番は緊張するから震えるから嫌いとしか思ってなかったのがもったいない、と話していて、思わずだきしめてあげたくなっちゃった。
あなたの人生から(演奏するという)音楽がなくならないように心から願うよ、と思いました。

毒を吐くかどうしようかちょっと考えます。
今ブラームスを勉強しているからなおさら思うのよね。
毒はいたの読みたい人いるかな?

何はともあれ次回の演奏会も楽しみにしています。

写真は今回もこのチケットを手配してくださったMさんのお嬢さんに感謝をこめて届けたもの。
画像

演奏お疲れ様でした。
満足度どれくらいだったかあとで聞いてみたいなって思います。

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