クシシュトフ・ヤブウォンスキピアノリサイタル@東京文化会館小ホール

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1年ぶりのヤブウォンスキ氏のリサイタルでした。

プログラム
ショパン
 ノクターン 第15番 ヘ短調 Op.55-1
 ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調 Op.44
 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35「 葬送」
リスト
 3つのノクターン 愛の夢 第3番 変イ長調 S.541-3
 詩的で宗教的な調べ S.173 より
     第7曲「 葬送、1849 年10 月」
 巡礼の年 第1年「スイス」S.160 より
     第6曲『 オーベルマンの谷』
 メフィスト・ワルツ 第1 番「村の居酒屋での踊り」 S.514

去年がリスト生誕200年でその延長でのプログラムなのか、日本の震災を意識してなのかショパンとリストの葬送なのか。
リストは91年だか92年にリゴレットパラフレーゼを聞いただけ。
その感じではベートーヴェンよりは似合うよね。
でもリストは嫌いなのよね、というプログラム。

このコンサートのあとダッシュで原宿なのに10分押しのスタートでした。
出てきた彼はぬいぐるみのくまさん度が30%UP!
ぜーんぶおおきくなったねぇ、顔モテも硬毛でも背中もお腹も、みたいな感じ。
いいのかなぁ、ダイエット。

ピアノが新しいのか、ゲネが十分でなかったのか、硬い音でのノクターンの始まり。
相変わらずの正統派の美しい演奏だけど、硬いぞ?全部。
ポロネーズなんてこんなにおとなしい解釈だっけ?と85年のわっかい頃の彼の演奏を思い出しつつ聴く。

そして初ライブ、ソナタ2番葬送。
彼のプログラムの中では比較的新しい曲だと思うの。
しっかり正統派のショパンだし、彼の音の重さと丹精さが綺麗に聞こえた演奏。
最終楽章は混じって綺麗だったなぁ。

パウゼをはさんでリスト。
基本リストって嫌いで、楽曲も最後まで聞けないことがほぼ毎回。
ピアノって鍵盤楽器よ!なんで打楽器音がするの?
って頭痛くなる演奏にしか巡りあったことがなく、ある意味ヤブウォンスキ氏の演奏を楽しみに待ちました。

愛の夢はさすが。
彼が官能的に弾くとこういう音できらきらするよね。
あとはもう独壇場。
超絶技巧ですよ?
和音の連打とか手が早く動いているから見えなくなる(わかるかしら?)
でも絶対ピアノを叩かないテクニックだし、いい音のままで音楽を構築していく。
ああ、リストってこう弾くと美しいのね、と初めて思う。
メフィストワルツは絶品。
初めて頭痛くならずに美しく、そしてきちんとワルツとして最後まで聞けました。
こんな曲だったのね、とため息ばかりでした。

ライブ録音でいいからCDにして欲しい。
ほかにリストを聞けるピアニストさんが見つからない私にとってはとても貴重な演奏で体験でした。

去年は東京でのリサイタルだけしかきけなかったからリサイタルが終わるのがさびしかったのですが
今回は23日もある!
師匠のコンサートに向かうべく初めてアンコールを捨てて会場をあとにしたのでありました。

Nadzさんに頼んでアンコール前で帰ったこと、長野に行くことをヤブウォンスキ氏に伝言してもらったので長野ではHello,してこようと思います。

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