白井光子&ハルトムート・ヘル リート・デュオ・リサイタル@フィリアホーール

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先週の東京交響楽団との白井光子さんの演奏がすばらしかったようで
やっぱり無理するんだったと悔しい思いをしていたんです。
待ちに待ったリサイタルとなりました。

オール・シューベルト・リサイタル
プログラム

ギリシャの神々
孤独な人
月に寄せて
冬の夕べ
春に
さすらい人の月に寄せる歌
弔いの鐘
野外で
さすらい人

流れ
ばら
蝶々
夕映えの中で
水の上で歌う
マリア
それらがここにいたことを
シルヴィアに

アンコールはたっぷり6曲
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白なんだけど、ピンクの光沢の見えるシンプルなドレスの白井さん。
いつもいつも本当にご自分にお似合いのドレスを選ばれるセンスも素敵。

前半声が不安定にもかかわらずまた新しい音楽が見える。
途中の拍手もにこやかにかわされるのは珍しいかな。
ずっとずっとヘル氏のピアノは好きだと思っていたし今も好きだけれど
とても硬質な音なんだといまさらながらに気がつく。
だから声がとけなくていいのかも。

20分のパウゼ後格段に声がよくなっていて驚く。
この20分の間に何があってなにをしたのだろう?
数段声がよくなって後半。
テクニックを駆使しているけれど決してテクニックを表に出さない。
テクニックは後ろに隠して言葉と音楽を前に押し出す。そして意思のある音楽。
シューベルトが現代の音楽を語りだす。
ばら から 蝶々へ。
プログラムの妙。
水の上で歌うはどうしてこうも滑らかに流れるのかと、散々いろんな人の伴奏をしたゆえなおさら思う。
そしてシルヴィアに。
言葉の美しさにただただ聞きほれる。

アンコールは菩提樹から。
白井光子さんが病気で倒れられる前に聞いたコンサートが「冬の旅」
復帰後のラ・フォル・ジュルネも「冬の旅」でしたがあの日は語りに近い演奏でしたので実質ちゃんとした歌はあれ以来はじめて聞きました。
前奏での木漏れ日、木の葉のささやき、そして甘いけれどとても苦しい「菩提樹」をとても美しく見せてもらいました。
気がつけば落涙。
そして圧巻はシューベルトの苦悩
もう絶品。

素敵な素敵なコンサートでした。
アンコール最後の日本歌曲「ほおずき」
ヘル氏のアプローチの変わりように唖然としました。
ちゃんと日本歌曲になってる。。。。
勉強しなきゃと思わせていただいた最終曲でした。

秋にもコンサートあるといいなぁ。
青森は行きたくて一応足は切符予約しておいたんだけど
仕事で無理になりました。
また早く次のリサイタルに行けたらいいと思うコンサートでした。

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