柳屋小三治独演会@りゅーとぴあ劇場

金曜日の午後、お休みをいただいて新潟に早めに帰郷したのは柳屋小三治さんの落語のため。
落語・歌舞伎・能・狂言 などなど日本の芸能には疎く、知識のある方に色々指導していただき、お勧めを教えていただく現在なのですが、
彼の落語は聞く価値があり、チケットがあるからとお声がけいただき行って参りました。

ちゃんと指定席なので早めに行く必要はどこにもないんですが、開場15分前についたらこの長蛇の列。
それも見えます?若い20代前半と思われるリクルートスーツの一団。
何?何の集団???
画像

このかたがたどちらの方か結局最後までわかりませんでした。
並んでいるときに不思議と思いましたが、中に入ってもっと不思議だと思ったのは、そのリクルートスーツ団1階席の一番いいちょっと後方のセンター3列におさまっていたということ。
なんでしょう?社内研修で落語?会社の方針かなぁ?
画像

そして落語です。
まずはお弟子さんの柳屋三之助さん。
枕の「ひいきにする」がおかしかったです。
三之助さんもね、いい落語家さんだと思うのです、贔屓目なしに。

けれどこのあとに出てくる小三治さんが圧巻でした。

人間の「風格」とか「存在感」とかどこからどう生まれてくるのでしょう。
出囃子で出てくる姿の存在感がもうすでに違う。オーラが違う。
もちろんお召し物のお着物もお弟子さんとは違うので、それもあるのでしょうが、あの風格すばらしい。極めた人が持つオーラ見せてもらった気がします。

枕もとてもよかった。

フランク永井さんとのエピソード。
小三治がフランク永井の歌の中で一番好きだといった曲。
曲名をきいて本当に感動したフランク永井の心中を思うと胸が痛くなりました。
好きな曲が売れるわけではない。
「芸」というものに触ったことのある人はたまらないエピソードだったと思います。

昭和歌謡と呼ばれるものもわたしはほとんど触らず生きてきたのですが、昔の曲は曲がシンプルで詩が美しかったのね。
今の日本の歌謡曲は歌詞が状況説明で「詩」ではないと思うの。
やはり歌詞は「詩」であってほしいと思うのです。
この詩、美しかったです。

そしてこの曲を小三治さんの声で聞けたのも幸せでした。

そして落語2席。
言葉にすると変わってしまいそうなので、詳しくは書きませんが、ひとつだけ。
どの分野でも、特に初心者はその分野の最高峰に触れてから、その分野のものがすきなのかどうなのか判断するべきだと改めて思いました。

もともと落語は興味がありましたが、ああ、これが落語なのかというものをみせてもらいました。
すごくすごくよかったです。
ライブで拝見できてとても幸せでした。

この日のこのチケットは完売だったそうです。
小三治さんの落語、まだまだ見に行きたいと思いました。

誘ってくださった方に心からの感謝をこめて。
ありがとうございました。

"柳屋小三治独演会@りゅーとぴあ劇場" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント