クシシュトフ・ヤブウォンスキ・ピアノ・リサイタル @桜美林大学チャペル

桜美林大学のチャペルでの無料コンサートが今年最後のヤブウォンスキ氏のリサイタルでした。

前日まで何を弾くか、何を着るか決めていないとおっしゃっていたのでいろんな意味で楽しみにして会場に行く。
本日お付き合いくださったのはダンサーと、javaちゃん。
そして師匠ご夫妻。
会場に合わせて大学に行ったらもう長蛇の列。
Nadzさんのゼミ生も並んでいたの。
そうだよね、無料だもんね。

Nadzさんのご挨拶から始まって演奏。
プログラムは
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13“悲愴”
ショパン
練習曲ハ短調Op.10-12「革命」
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22

教会なせいかフルコンサートグランドピアノではなかったのですが
津田ホールより集中されて演奏されていたと思います。
どっしりと、ゆったりと響く悲愴。
前回の津田でも思ったんだけど、外声と内声のバランスが独特なんだなと思う。
和音になったときの厚みや響きがポーランドなのかもしれないと思う演奏でした。
練習曲はあくまで練習曲。でもちゃんと音楽になるってショパンがすごいのか、ヤブウォンスキがすばらしいのか(どっちもすごいんだけどね)なんてパラドックスなことを思い、
英雄ポロネーズは昨日の公開レッスンを思い出してしまった。
うん、これならポロネーズ踊れるな、なんて別な側面から聞いてしまった。
圧巻はアンダンテ・スピアナート。
これヤブウォンスキのショパンのプログラムの中でかなり好きな楽曲だけれどお疲れだとボロボロなんだよね。
本日はいい演奏だったと思います。
アンコールはのノクターンの遺作とマズルカ。
トリルやターン、そして半音階のスケールの美しいこと!
やはり彼のベースである「音」のきらめきが、教会なので天井から降ってくるような気がしてとても幸せでした。

演奏後インタヴュー。
Nadzさんの声をマイクが拾わなくて聞き取りずらかったようで、師匠ご夫妻には伝言ゲーム状態で伝える(汗)
質疑応答で「演奏している時に何を考えていますか?」という質問が来て大笑い。
実は前日質疑応答はどうしようとNadzさんとヤブウォンスキ氏が打ち合わせをしていたら
「演奏している時に何を考えているかというのは聞かないでくれ。それはトップシークレット。強いお酒でも飲んで口がすべらないと絶対言わない。」とおっしゃっていたのです。
トップシークレットとお茶目に答えておりました。

演奏後師匠夫妻と楽屋へ。
師匠がエディションの質問をしにヤブウォンスキ氏に会いに行くとおっしゃってくれたので無事ひきあわせてきました。

思いがけない背中を押してもらえる答えをもらったし
とっても素敵な人柄のピアニストだとわかってよかったとおっしゃってくださって終了。

来年も来日してくださるそうなので、気長に次を待ちます。

至福な時間をありがとうございました。







そうそうヤブウォンスキ氏はやっぱり燕尾服ではなくスーツ姿でした。
うん、ドレスシャツも(すかしのような地模様入り)最後のごあいさつのときに見えて素敵でした。





師匠の同門下の先輩が現在休職していらっしゃるけど桜美林大学の教授をなさっているそうで。
じゃ、このまえメンデルスゾーンを男性の先生がうたわれたってnadzさんがおっしゃっていたからその方かしら?といったら
師匠も奥様も
「まこちゃんにリートは無理(笑)」だそうで(なんで?)

音楽の世界はとっても狭いのでありました。。。。。

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