プリマ・ヴィスタ弦楽四重奏団室内楽の夕べ@渋谷区文化総合センター大和田

ザレンプスキの弦楽5重奏。
彼女に出会ったことで知った作曲者で、知った曲。
それをザレンプスキの国の弦楽四重奏と共演してコンサートにかけるとおっしゃるので行ってきました。

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プログラム
フォーレ:ピアノ五重奏第2番 ハ短調 作品115 Piano 原田麻野
ショパン:ピアノコンチェルト第1番 ホ短調 作品11 Piano 山口慶子
ショパン:アンダンデ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 Piano 小早川朗子
ザレンプスキ:ピアノ五重奏 ト短調 作品34 Piano 小早川朗子

ショパン2曲はオーケストラパートを弦楽四重奏バージョンで演奏してくれました。

初めて行ったホールでした。
この前行ったカフェの近くだったのでびっくり。
そうかここのビルにホールあったんですね、という場所でした。

とにかく弦の音がすてきだった。
ヨーロッパ的な深み、とでもいうのか
とても深い深い音でした。
ああ、こういう音がやっぱり好き、と改めて思う瞬間。
第2バイオリンさんのどっしりとした演奏が特に気に入りました。
4人ともいい演奏だったので、なおさら、内声を聞く余裕があったのかとも思います。
あのニュアンス、言葉にできません。
とてもとても素敵でした。

やはり数人で演奏するときは
実力のバランスの取れた人たちで行うものだと思いました。
プロが本気で演奏すると、作曲家の見た音楽が聞こえてくる。
そんな気がする。

最初のアンダンテ・スピアナートの出だし、あれ?弾きにくいピアノなの?
なんて思いましたが
1分後はもう彼女のピアノの音でした。
この曲はソロバージョンより、オーケストラバージョンで弾いたことのほうが多いから、ソロは戸惑うのだと以前おっしゃっていて、ぜひオーケストラバージョンを聞いてみたいものだと思っていたのです。
ソロとは違った「広がり」のある曲となっていました。
音楽の広がりがソロよりも、オーケストラバージョンの方がヨーロッパの音楽らしいような気がしました。

そして楽しみにしていたザレンプスキ。
彼女が弾くと、とても上品に「近代の音」がちりばめられて音楽となってくる。
決して現代の音が出過ぎない、けれど、しっかり現代の音の入っている作曲家の曲となる。
いつもいつも思うけれど
彼女が弾くと大柄の白人女性が弾いているのではないかと思う、深い音で演奏する。
そしてその上構築力のすばらしさが聞こえてくる。
あれだけ音が多い曲なのに、全部の音が聞こえてくるような気がする演奏は、どう音を整理しているのかと思う。
それでも5人の演奏家が生み出す音の洪水、音の渦の中に巻き込まれる。
弦楽四重奏のかたがたも、小早川さんのピアノになって始めて本気モードになったような気がします。
とても深いうねりのある、いい演奏だったと思います。

数年ぶりにK教授にもお会いでいてうれしかった。
相変わらずかわいらしい教授でした。
ポーランド音楽の夕べの主催者のT氏にも久しぶりりにこんにちは。
相変わらず犬ちゃん中心の生活らしい。
彼らしいといえばらしいけれど、次のポーランド音楽の夕べのおねだりもしてきました。

いい演奏の後演奏者ともお話できました。
ポーランド語、ちょっと使えて
英語は普通に話せて、それも楽しい夜となりました。
素敵な時間をどうもありがとうございました。



そして彼女のピアノで歌える今の環境に伴う
練習をしなければ。
歌わなければ、弾かなければ。
そう思った夜にもなりました。








































































お金があればたいがいのことができるのね。
前半の2人のピアニストさんの演奏は、あのステージに立つために
お金で四重奏団と競演したようにしか聞こえない演奏でした。
日本人って恥ずかしいなと思ってしまった演奏会だったような気がします。


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