白井光子&ハルトムート・ヘル リートデュオリサイタル@ふきのとうホール

去年の秋に予定されていた札幌でのコンサートはキャンセルになりましたが今年は無事開催されることとなったので一人旅になりましたが行ってきました。
六花亭本社のビルの入り口。すてきでしょう?
ここにホールがあります。
まだあたらしいのよね?
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まずびっくりしたのはホールに入ってすぐコーヒーとケーキが振る舞われていたこと。
思っていたよりは暖かい日だったのですが外を歩いてきてからの珈琲とケーキはほっとできて幸せでした。
なんでもあのホールはいつもケーキのサービスがあるとのこと。
素敵なサービスですね。他のホールもまねしないかなぁw
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隣に座っていた年配のご夫婦(だと思う)の男性は、白井光子の経歴に武蔵野音楽大学が書いていないとしきりに奥様に仰ってて、奥様がここまでくると彼女の経歴はドイツの大学からなのよ、となだめても、でも日本の大学の経歴を書かないのはなぁ、とぶつぶつ仰っていたのが印象的でした。よっぽど書いてないのが残念だったようです。
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プログラムは事前プログラムとは変更になっていました。
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プログラム
F.Schubert
野外でOp80-3 D.880(ザイトル)
おとめ D.652(シュレーゲル)
孤独な男 Op.41 D.800(ラッペ)
彼女がここにいたことはOp.59-2 D.775(F.リュッケルト)
鳩の便りD957-1(白鳥の歌よりザイトル)
R.Schumann
くるみの木 Op.25-1(ミルテの花より モーゼン)
出会いと別れ Op90-3(6つの)歌 レーナウ)
ひそやかな愛Op-35-8 (12の詩 ケルナー)
においすみれOp.40-1(アンデルセンよりドイツ語訳)
魂に近く Op.77-3(リートと歌 第三集 A.ハルム)

J.Brahmus
夜鳴きうぐいすOp.97-1(6つの歌C.ラインホルト)
すばらしい夜Op.59-6(リート歌第1集ダウマー)
セレナードOp.106-1(5つの歌F.ターグラー)
ひばりの歌Op.70-2(4つの歌 カンディードゥス)
我らはさまよった Op.96-2(4つの歌 ダウマー)
H.Wolf
眠りなきものの太陽(バイロン)
4月の黄色い蝶(メーリケ詩集)
棕櫚の梢にただよう天使よ(スペイン歌曲集より)
わたしの髪のかげに(スペイン歌曲集より)
ミニヨン「君よ知るや南の国」(ゲーテ)

ブラームスは師匠にレッスンして頂いた曲が増えてるし、一番聞きたかったKennst du das Landはそのままだし、楽しみにして聞き始めました。

ホールに対しては適正サイズだとは思うのですが、ピアノが小さかったのでヘル氏がコントロールしにくそうなのがちょっとかわいそうでした。

最初はSchubertだし、歌手は声があったまらないのもあって、ヘル氏が意地悪しているように聞こえる箇所がいくつかあって、うむ、となる。
一瞬ピアノが大きすぎて声が聞こえないのでは?とおもうのですが、しっかり言葉は聞こえるという不思議なバランス。
曲をおうごとに、ピアニストはピアノをコントロールし始めて、歌い手は声が乗ってくる。
最初のSchubertではヘル氏が意地悪しているように感じたのに、Wolfでは、ああ白井光子にはハルトムート・ヘルしかあり得ないんだなぁと思う演奏になっていくのはいつもすばらしいと思うのです。

事前にプログラムが変更になりましたと新しいプログラムを頂いたのです。
なので作曲家ごとに曲目を確認していたのですが、変更になったプログラムと、違う曲順で歌われたブラームス。
結構有名曲の中での曲順移動だから気がついた人はおおいのではないかしら?
でもそのアナウンスはなし。だいじょうぶだったのかなあ?
リート聞き慣れてない人が、あの曲良かった!ブラームスの4曲目!と思ってプログラムいたときには違う曲名が書いてあることになってたんだけど。。。。
Der Wanderten聞けたのはとてもよかったです。

楽しみにしていたKennst du das Landは彼らのCDのヘヴィーローテーションで聴いている曲ですが、全く別物に仕上がってて、鳥肌物でした。
圧巻。ただ1言。彼ら以外のこの曲は聴かなくていい、そんな1曲でした。

ギランバレー後、白井光子の歌で泣いたことは何度かありますが、結構冷静に感動することが多いのです。
札幌でのこのコンサートは気がつくと涙が落ちてきていました。
何の涙だったんだろう?と自分でも不思議です。
これは自分の中でまだ未解決です。

アンコールは3曲でした。
まだ譜面台に楽譜が残っている段階で、となりのカップルが帰ろうとしてたので、思わずまだ終わりじゃないですよ、と声をかけてしまいました。
?って顔なさるので、終わるときはヘル氏がご自分で楽譜を持って舞台を下りられるので、といっていたら、彼らが再度出てきて、終わりの形になりました。
白井光子さんのコンサートは初めてですか?とお伺いしたらそうですとの回答でした。
彼らの年を考えて、北海道で白井光子さんが歌った最後はいつ?と考えると初めて聞くんだろうなと思ったのでそのとおりでした。
CDできいて良いなと思って聴きに来て下さったんだそうです。
ぜひぜひマーラーも聴いて下さいと軽く勧誘。
白井光子さんのコンサートは何回目ですか?と問われて返事が出来ませんでした。
一体何度きいたことでしょうね?
86年から聞いてます、が一番正確な答えなのかもしれません。

アンコールが貼り出されていたのですが、これ違うと思うの。
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最初は絶対Wolfでしょ?2曲目がフランツ、3曲目がWidmungじゃない?と思うのですが確認できる人がいるわけでなし。
こういうときに師匠夫妻と聞いていると楽なのですが。。。
なんとかして確認したいと思います。

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